コンスタンティノープル

エリスより遠い家 - もののはずみ

「人に言うことでもない」と書いたが、思うところがあったので書いておく。

何があったかというと触られた(手を握られたとか、抱き締められたというほどのものでは全くなく、たぶん一般的には全然大したことがないもの)んであって、その時は引いたとか気持ち悪いとかはなくただおどろいただけだった。「水着を着たら隠れる場所」を触られたわけでもなかった。コミュニケーションに長けたリア充どもはこういうことをするんだなあと思った。

数日なんとなく引っ掛かっていたのだが、でもやっぱり触られたこと自体への「引いた」でも「気持ち悪い」でもない気がして釈然としないでいたところ、自分を勝手にあだなで呼んでくる同僚に対していつも何を思っていたかをふと思い出した。

「許可を取れよ」だった。

精神であれ肉体であれ、意図して一線を踏み越えるなら、許可を取れよ。私の所有者は私なんだから、地主に断りなく私有地に入るなよ。そして、許可されなかったんなら入るな。

 

というようなことを考えていたら、下記のエントリを思い出したので読み返した。

kasasora.hatenablog.com

最初に読んだときから好きなエントリではあったけど今読むと本当に分かる(気がする)。「これは仕事ですか」(というような意味の質問)って訊けばよかった。確認したいけど、意図してその辺を曖昧にしているのだろうからそうするのは失礼かと思って訊かなかったんだった。訊けばよかった。