あなたは二度と孤独になれない

「それは、入江くんがもうわたしの人生の登場人物じゃないからなんだよ」 - もののはずみ

今週のお題「2020年の私」

これ、人にも言ったのですが正直その頃には既に死んでいたいなあ 

2013年の私、残念でした!死んでません!

 

この時どうしてここまで「今が私の人生の中で最良の時」だと思っていたかというと、この時の私は大学生で、大学がすごく楽しくて、でも「大学では自分のしたい勉強をしよう、でも私のしたい勉強は全く就職にプラスには働かないしそれを補えるコミュニケーション能力も私には一切ないから大学を出た後は余生と割り切ってどこでもいいから私を拾ってくれるところに就職して我慢して働いて死ぬ」と思ってたからなんですよね。

結果はどうだったかというと全くもってこの予定通りの人生になっている。

さらに上の記事でこうも書いている。

結婚できないということをもはや予想を超えた確信として前提にしているから、会社に勤めはじめて暫くした時点からきっと少しずつ降下し続けるだけの人生になってしまう。

これに関して言えば半分当たりで半分はずれ。前半は今でもそうなんだけど、後半、どうして私は結婚をしないと少しずつ不幸になると思っていたんだろう?特に毎日めちゃくちゃハッピーに過ごしているわけでもないし、積極的に生きるの楽しいと思うこともないし(ずっと「色々と他人に迷惑をかけるから積極的に死のうとまでは思わないけど生まれてこなかったことにできるならそれが一番よかったな」とデフォルトで思っている。「ずっと」とは「物心ついてからずっと」という意味です)この頃より今の方がずっとずっと楽しい!!とかいうことも全くないが大して不幸にもなっていない。

この状態は多分世の中の多数派の人からすると相当不幸で相当惨めで相当かわいそうに見えると思うんだけど、私にとってはこれが普通の状態なので平気。

私は「配られたカード」があまり良くないので「世の中の多数派の人からすると悪い方向に異常だが私にとってはこれが普通の状態なので平気」という場面がめちゃくちゃある。

 

先日直属の上司と定例的な面談をした時に「不安に押し潰されそうに見えるときがある」というようなことを言われて、それは本当に全く仰るとおりだったんだけど何て答えるのが正解か分からなくて曖昧に笑ってごまかしたんだけど、「確かにそれはそのとおりだけど物心ついてからずっとそうなので私にとってはそれが普通の状態だから心配しなくて大丈夫です、この部署のせいでも仕事内容のせいでもあなたのせいでもないから」って答えてあげればよかったなと後から思った。絶対余計に心配するから言わないけど。