だって甘えちゃうんだもん

言いたいことは色々あるはずなのに仕事の内容に触れるのでこれは書けないなあと思って編集画面を開いたまま静止している。

 

以前からむしゃくしゃすると数ヶ月に一度数本たばこを吸う(そして次にむしゃくしゃするまで残りのたばこを取っておけずに捨てて買い直す)という謎の習慣があったのですが最近は数週間に数本となって頻度が上がり捨てる前に続きを吸えるようになったのでたばこを無駄にしなくて済むようになりました。

自分でもこれに何の意味があるのかよく分からなくて、多分「悪事」のポーズなんだと思うんだけど、そうだとするとそんなのせいぜい大学を卒業するまでくらいまでには済ませておくべきことであって改めて考えるとものすごく恥ずかしい。そういえば大学の頃は身近な同年代には喫煙者はいなかったな。(サークルやゼミのOBにはいた。)

一方で私はもともと飲み会とかでかなり大量に飲酒する傾向があり、きっかけさえあればアル中になるだろうという漠然とした不安がずっとあったんですが、ひとりで飲酒することが全然ないんですよね。昔はごくたまに仕事帰りに一杯だけ飲んで帰るみたいなこともしていたけど今はそれもできないし。

 

今の直属の上司は部下から見ればすごくいい上司だと思うし好き、いつも明確に答えをくれるし、部下には優しい。部下には。

上司は常に正しいことを言う。何が正しいのかを理解し実行する能力があるし、それを自分にも他人にも求める。部下には正解を教えるだけでそれができなかったからといって怒ったりはしない。本来は自分にも他人にもかなり厳しい人で、かなり努力して意識的に部下には優しく振舞っていることは伺えるんだけど、過去に何かあったのかもともとそういう信条なのかは知らない。

部下には優しいんだけど、それ以外の人間には身内でも優しくない。例えば人事課の私と経理課のAさんでやりとりをしていて問題が発生したとして、どちらも悪くなくてちょっとすれ違いがあっただけとかもしくはどちらも同じ程度に悪いという場面でもAさんの落ち度はどんなに小さなことでも責めるが私の落ち度は全然責めないわけです。そうすると私が非常につらいんですが、上司のたちの悪いのは「そうされると私が非常につらい」というのを想像できないのでやっちゃうというわけではなくて「きっと(私)さんはつらいと思っているだろうなあ」というところまで想像がついていてその上で「(私)さんが気に病むことは何もないよ!」と言ってくることです。というか、「それをされると私がつらいんですが」というのは何度かはっきり言っていてこれ。まともな神経があったら気に病まないのは無理だろ。私にまともな神経があると言っているわけではないですが……。

別件だがかなり決定的だったのがもっと上の上司との面談で、「人事評価で(誰とは言わないがあなたの上司のうち誰かが)「完璧主義だから残業が多い」と書いてる」と言われたことで、ああ直属の上司だ、と思った。私が完璧主義でも何でもないことは私が作った書類を何遍も見たあなたは分かるでしょうよ、っていうか、残業が多いことについてはそういうんじゃないって、確かに私の仕事が遅いですよ、でもそれが9割として1割くらいは仕事の量もあるんじゃないかなー、っていうのは折を見てオブラートに包んで言ってきたつもりだったので何かとてもがっかりしてしまった。

もっと大きな声で、もっと分かるように言え、という話なんだろうけど、その瞬間に、ああそうですかそういう御認識でいらっしゃるんですねー、でしたらそのことについてこれ以上私からお話しすることはありません、の気持ちになってしまった。

先月残業時間が結構多くなってしまって、一定の時間数を超えると上に報告が必要なので、すいません超えます、と相談じゃなくて報告のつもりで言ったらとにかく超えるなというようなことしか言われなかったことによってもがっかりが肥大した。いや、それが無理という話をしたつもりだったんだけどなー。そうですかー。私自身は別に残業多いのはさほど不満ではないから業務量減らしてほしいとかは特に思ってなくてただ「この業務量で残業しないのは不可能」ということを理解してほしいだけなんだけど、とにかく超えないでほしいんだったらそれは上の事情なんだからそっちで業務分担を考え直すとかしてくれよ、「とにかくするな」じゃなくてさ。もしかして私が好きで残業してると思ってんのかなあ。などと思って一層心が閉じました。

いや、すごくいい上司だし、好きなんだよ。本当なんだよ。 ただ私が上司という存在に甘えすぎ(だってこれは要するに”私から言わなくても私のこともっと見て分かってよ!”という話だから)で、かつちょっとでも「違うな」と思うとその部分に関しては説明する努力を放棄して相互理解を諦めるというコミュニケーションにおける異様な怠惰さを治す気がないという私が一方的に悪いだけの話。