痛恨の極み

 この間一緒にカラオケに行った友人が歌っていた歌が格好良かったので買ってみたはいいが、違うのである。

 格好良いけど、友人の歌の方が格好良かったんだよ。格好良いから聴きたいんだけど、本物を聞くとあんなに格好良かった友人の歌を忘れそうでなかなか聴けていない。本末転倒だな。

 と言いつつ今聴きながら書いてるけど。

 ああ、でもやっぱりあれが格好良かったんだよお。

 

 私も内心思っていたことをあまりにはっきり言っていた人がいたのでフォローしたつもりだったのに私だけ責められた。正直苛々するしフォローなんてしようと思わなければよかったと思うしそもそも最初に言った奴が一番悪いのに何で私がと思うけどまあ私が悪い。コミュ障のくせに下手にフォローしようとか思うから悪い。内心思っていたことを人がはっきり言ったことに対してちょっとすっきりしていたから悪い。もう何も喋らない。とか言って自分が悪いくせに拗ねるから悪い。

 こういう時、でも私の尊敬するあの方はきっとこんなふうに苛々しないだろう、と思い浮かべて冷静になれる人がいるだけマシなのだ。多分。

 

 フレデリック・カッセルの出番は今だったんだなあ。もう食べちゃったよ。