美しいなにものか
昨日、簡素な(=一切の底上げ(というより水増し)機能を持たない、ユニクロの)下着を着けていて、ふと鏡を見たら私思ってたより更に胸がなくてワロタwwwwwwワロ…タ……
散々言われていることではあるが、「むっちり」や「ぽっちゃり」が許されるためには胸も大きくなくちゃいけないし、貧乳が許される為には他の部分も細くなければならない
デブは巨乳になるしかないし、貧乳はスレンダーになるしかない
ブスは死ぬしかない
最近読んだわけじゃないけど、印象に残った本だったので書いておこう。
絶対的な名作ではないと思うし、ネットでの評価もそれを物語っている。
ただ個人的に、痛い。お菓子が自分のところまで回ってこないとか、お酒が欠かせなくなる過程とか、自分に十分に降り掛かり得た/るものとしてそういうものが迫ってくる。だからかなりきつい。共感できない人は全くできないし主人公に苛々すると思う。実際、私が読んだ時も周りの人の苛立ちを(強制的に)想像し(/させられ)ながら読んだ。
あと水野は殺したい。フィクションの殺したい人物一位は長年姫野カオルコ『ドールハウス』の女医だったが水野と同率一位になった。
「あなたを見てると、いらいらするのよ」とか「それは、入江くんがもうわたしの人生の登場人物じゃないからなんだよ」とかがきつい。ところで「入江くん」という呼び方は何か意味があるのかと思って調べてみたのだがよくわからなかった。そもそも言及してる人があまり見つからないのだけど、読んだ人はこれに何らかの意味があることを読み取ってスムーズに受け入れているのか、それとも瑣末事として気にしていないのかどっちなんだろう。
聖には泣いた。本当にいたら多分この人のことは好きになれないと思うけど泣いた。