誰かウォッカトニックにもっとお洒落な名前を付けてください

お酒を飲んで割と興奮しています。

私は周囲の方に基本的に大酒飲みと認識されているのですが、私は飲めません。飲んでいますが、飲めません。アルコールに強いのではなく、強くもないくせに飲みまくっているだけなのです。

そして、私が本当に好きなのはお酒を飲むこと自体ではありません。「酔っているからこれくらいは許されるだろう」と思いながら変なことをするのが好きなのです。大抵、頭に何かを載せます。

何より、アルコールを摂取すると膀胱の活動がとてつもなく活発に……ではなく、人恋しさが爆発的に上昇するのです。

もともと、友達が少ないので、相手が誰であろうと別れ際になると別れ難さを強く感じて無駄にぐずぐずしてしまう性質です。もとからそんななのにアルコールが加わるともう、言葉にするのもどうなのかという事態が発生します。

 

アルコールを摂取した際の奇行はその人の本来の願望が反映されたものであり、やりたいと思ってすらないことはしない、と聞いたことがあります。私自身に関してのみ言えばこれは真実です。

好き嫌いを執拗に語ります。特に好きな人にはしつこいです。私はあなたのことが大好きなの、役に立ちたいの、どうか幸せになってほしいの、もしあなたの幸せに塵屑のような私が寄与できるのならば役立てて頂ければこれ以上の幸せはないの、どうか、どうか幸せになっておくれ、と5分で10回くらい繰り返します。もっとかもしれないけれど、私の話す能力がそんなにあるとは思えない。

消えたいと思っていることを詳細に説明します。周りの人や環境に恵まれているにも関わらず屑に育ってしまって申し訳ないとは思っていること。だから早く死んでしまいたいと思っていること。けれど、「面倒くさい」は私の最重要な基準の一つで、その「面倒くさい」や、あるいは「痛いのは嫌」「好きな人に迷惑をかけるのは嫌」を乗り越えられる綺麗な自殺方法など無かったこと、などを。

そして繰り返しになりますが人恋しさが増大します。目の前にいる人への愛しい、という気持ちがどうにも抑えられなくなります。寂しいからどこかへ行かないで欲しいと、私の話し相手になってくれた親切な全ての人に対して懇願します。飲み足りなくても、皆が去ってしまうのなら私も帰ります。

 

眠い。寝たい。けど寝られない。終わらせなければならないことが山積み…です………(瞼を閉じながら)