Смерть неизбежна.

消えたと思っていた下書きがちゃんと残っていた!もったいない精神で公開しておきます。

あと最後の部分は気持ち悪さMAXなので消した!(あいつはもう消した!のAAの脳内再生をお願いします)

 

 何だかんだ言って私は勉強が好きなのだと気付いた。

 私は昔から役に立たないようなことばかりが好きで、絶対役に立たないと知りながらそういう学部を選んだし、絶対役に立たないと知りながらそういう専攻を選んだ。

 世の為人の為に学んで働いている人に対してコンプレックスを感じることも多々あるし、そういう人と相対すると死にたくなるよねと立場の近い友人と言い合うこともよくあった。

 でも私はそう言いながら、自分の意志で実学とは対極にあるようなことばかり学んでいて楽しくて仕方がなかった。はいはい私は何の役にも立ちませんよ、と思いながらの勉強は楽しかった。

 「絶対に何の役にも立たない」というのは言い過ぎかも知れない。例えば文学は人の心を豊かにするのに役立つとも言える訳だ。でも、そういう「直接的に世の中のためにならないようなこと」を学んで、人の役に立てるようなレベルにまでできる人というのはごくごく限られているのではないだろうか。医学部に行った人が全員医者になるとは限らないかも知れないが、医学部に行って全然関係ない仕事に就く人は文学部に行って全然関係ない仕事に就く人より少ないんじゃないのか、多分。

 

 で、今、「そういう「直接的に世の中のためにならないようなこと」を学んで、人の役に立てるようなレベルにまでできる人」に入りたかったな〜才能があればよかったな〜〜と泣きながら床で転がり回っているところです。嘘ですけど。

 実際には、才能が無いことがよく分かったのでそれはもう諦めて、もう少し実用的な勉強をしているところです。嫌だなあこんなのつまらないよという当初の予想とは裏腹に、悔しいのですがちょっとは面白いんですよね。対象が何であれ何かを学ぶというのは楽しい。だから、学ぶ才能があったらどんなに幸せだったろうと思う。好きなことを勉強して一生暮らしていけたら、そしてそれによって世の中の役に立てたらどんなによかったろうと思う。

 

 この間、大学卒業した時点で死んだ方が幸せなんじゃないかと思った。のですが、もしこの時点で内定が決まっていたら就職先に迷惑がかかるし、奨学金やローンという名の借金を抱えているのでこれらを返し終わるまでは死ぬ訳にはいかないと気付いた。

 ということは、借金を返し終わって両親が死んだらもう死なない理由無くなるんでしょうか。