残飯にキャビア

※一応言っておきますが、私はデビュー時の神崎さんに似た顔をしています

 下着を買おうと思ってちゃんと腋毛を剃ったにも関わらずめんどくさくなって試着せずに買い、帰りしなにちょっと不安になって一応というつもりでこれまでのサイズを記録したお店のカードを見てみたらまったく身に覚えのないアルファベットが並んでおり、「以前店でカードを出した時に誰か知らない人のものと取り違えられたのでは」と本気で思ったけど併記されている購入履歴を見るとやっぱり私のカードに間違いなく、これはちょっと……さすがに……と思って萎縮しながら交換に行ったらサイズがなく、店員さんに大変な迷惑をかけながら返品してきたのであった。記録上では一時期本当に巨乳に片脚を突っ込んでいたらしい。思い出そうとしても「そういえばそんなこともあったような」という感じなのでくやしい。胸が小さくなった話(と、元に戻った話)はこのブログにさんざ書いた気がするけど大きくなった時書いたっけなあ。

 そのわりにアンダーが大きくなったことはしっかり覚えていて(だからこそ購入時にサイズに関して疑いを持たなかった、どちらもうろ覚えだったら面倒でも試着するなりしたと思う)、カップ数が上がったことの嬉しさよりアンダーが大きくなっていたことの落胆のほうが随分と大きかったようだ。

 今日はそれ以外にもいろいろとうまくいかなかった。とりあえず下着の件は「いついかなる場合であれ必ず試着せよ」という神かなにかからのお告げだと受け取っておくことにする。

 

 しかしブス(とりわけ卑屈なブス)にとって下着を買うというのはなかなか複雑な気持ちのするものです。服を買うのとまた違う。だって普段の生活では人に見えないし、ましてやブスなので時々異性に見せる機会もない。ブスのくせに可愛い下着をつけるのもなあ、とか、どうせなら外から見えるところにお金をかけて少しでもブスがマシになるように努めたほうがいいのでは、とか思う。その一方でブスがオールユニクロの下着っていうのもやけくそ感や諦観の念に満ちすぎてどうかという気もするし。