日記

 今日はおおむねよい日だったと思う。

 美少年ネスの最新話が公開されたしおもしろかったし、風邪気味だったのがだいぶ回復していたし、卒論捗ったし、研究室に資料を取りに行きたいけど誰かに会うの恥ずかしいなあと思って行ったらちょうど誰もいなかったし、しかも誰もいなかったのでなんとなくそこらへんにあった過去の卒論を見ていたら表紙の形式が私の想定していたのと違うことに気付けたし、取り寄せてた資料は確保できていたし、晩御飯はおいしかったし、もらったお菓子もおいしかった。

 お風呂に浸かっている時に、この四年間私は随分恵まれた環境にいたんだなあと思ってしみじみしてしまった。もうあの研究室……はともかく、図書室や図書館に気軽に入ることができるのは次の3月までだし、資料の貸し出しはもっと早い時期にできなくなるはずだ。

 大学に入るまで私は市で一番大きな図書館ですっかり満足していて、東京なんかの都会ならばともかくこの近辺でこれ以上たくさん本のある場所があるなんて全く想像もできなかった。しかし今はその同じ図書館も、大学の図書館とくらべるとかなり小物に思えてしまう。もちろんそれは高校までの私と今の私では求める資料の性質がたいぶ変わり、その目的には大学の方が適しているというのもある。それでもやっぱり絶対的な規模からして違うのは間違いない。今になって入学当初の興奮をたびたび思い出すけれど、あの時期待したほど私は図書館を有効活用できていただろうか。

 ここへきて「もうすぐ使えなくなるのに私はこの図書館を隅々まで知らないじゃないか!」とばかりに無駄に探索したりしているけど、見たこともない本が詰まっている棚がいっぱいあって驚き呆れるばかりである。この限定されたスペースの中ですら把握しきれないほどの本があるんだから、世の中というのは本当にいっぱい本があるんだろうと思う。日本中の本かあ……と国会国立図書館に思いを馳せるわけだが、その国会国立図書館には先日資料の複写を断られました。

追記

 モーニングのアンケートに答えたらなにか当たったらしい(不在通知票が入っていただけなので未確認)というのを書き忘れた。生まれて初めて漫画雑誌を買って生まれて初めて漫画雑誌のアンケートに答えた(当たり前だが)のでこれで本当に当たってたら結構すごいと思う。どうせ当たるんなら現金を希望しとけばよかった(現金という選択肢があることにアンケートが終わってから気がついた)と思ったけど現金にしたら当たってないんだろうな。

 これで当たってたら魔実也様のおかげだ。魔実也様しゅごい