漫画の話

ベルモンド

 無料配信されている『ベルモンド Le VisiteuR』を読みました。

 拷問をフィーチャーした漫画らしいという一点のみにとても期待していました。ネウロと同時期に拷問漫画まで連載させるなんて私はジャンプを見縊っていたようだ……舐め腐ってネムキだのIKKIだのエロティクス・エフだのFellows!だの読んでる場合じゃなかったぜ……とジャンプを見直しすらしてました。いや、どれも雑誌自体は読んでないんですが。そもそも漫画雑誌を買ったことがありません。

 そういう訳なのでストーリーがどうとか絵がどうとかはどうでもいいのですが肝心の拷問は個人的にちょっと惜しいなと思いました。やっぱり「痛くない」というのは拷問漫画として痛い。読み切り版ではちゃんと痛みを感じるようになっているし、連載にあたってソフトな表現を要求されたことが仄めかされているのでこの変更は仕方なかったんでしょうが……。そしてしばしば言われているようですがネウロと同時期なのもちょっと気の毒です。

 あとクロエのキャラクターは非常にいいと思います。そして躊躇のない下らない下ネタもよい。 

その他(まだ読んでいない)漫画について

 沙村広明『幻想ギネコクラシー』を買おう!と思って小さめの本屋に行ってみたら案の定置いていなかったので諦める。そもそもこちらの本屋ではその大小に関わらずまだ売っていないのかも知れない。辺境。

 鳥飼茜『先生の白い嘘』が面白そうなんだけど、絶対読んでて辛いやつだこれ。ネットで感想を見ていると(主人公について)被害妄想的とか自分の問題を責任転嫁しているとかそういう意見も散見されて、こういう人生を送ったこともなく想像もできないような人にはそんなふうに見えるんだなあと思った。まあ実際多かれ少なかれそうなんだろう。あっこの文すごく攻撃的。すみません。でも書く。

追記

えっ春風のスネグラチカもう最終回なんですか!?ええええ