とろ

 私は好きな人たちの為に役に立ちたいと思っているし、好きな人たちが頑張って疲弊していればそれは尚更なのだけれど、いかんせん私は使えない人間なのだ。

 役に立ちたいけど全く立てていない苦しさや、自分が何もできていない不甲斐無さや、それによって反感を持たれているのではないかという自己中心的な焦燥感でいっぱいで、正直死んでしまった方が楽なのではないかと思う(しかしこの忙しいのに私の葬式に来させる訳にはいかないし、万が一にも悲しまれたりしたら死んでも死に切れないので、とりあえず一区切りつくまではしない。それに死んだ後このブログが発見されたりしたら本当に困るし)。しかし、私は驚異的に役立たずなので、私が下手に手出しをすることによって却って事態がややこしくなることが、もっと言えば事態がややこしくなって責められることがものすごく怖い。多分、やろうとして失敗したことは分かるだろうからあまり責めるにも責められない感じになって微妙な空気になるんだろうなあとか考えるとああああああもう死にたい。

 でもそれは結局ただの言い訳で、自分の使えなさを理由に思考停止しているだけの話で、それは良くない。全然良くない。

 私はどうかそういう人たちのように…は無理でも、平均的なレベルには、ここに存在していてもいいくらいのレベルには、息を吸って生きていても許されるくらいのレベルには役に立つ人間になりたいとそういう人たちをずっと観察していたのだけどさっぱり分からない。なんでそんなにちゃんとできるのか全然分からない。

 私がこんな風である原因としては失敗が極度に怖いというのが大きいと思う。失敗したらそれはそれでしょうがないんだからとにかくやらなきゃ駄目なんだろうけど、この年にもなって失敗するような奴は私の周りには全然いないのだ。私だけ。こんなに何にも出来なくて人に迷惑をかけてそのくせ楽しい時は笑ってへらへらしているのは私だけ。だから、本当を言うと、みすみす恥を曝した上迷惑をかけるよりは息を潜めて隠れていたい。でもそれじゃ駄目なんだと知ってはいます。ただ、やっているうちにいつかちゃんとやれるようになるかどうかが分からないから、自分がやっているのはただの果てしのない徒労に過ぎないんじゃないかという不安がずっとある。徒労ならまだいい。私はよかれと思ってやっていても実は地雷を埋めているのではないかと不安だ。誰かがずっと横にいてもし私が間違えたらすぐ教えてくれたらいいのに。本当は細かく指示してほしいけどそれは流石に頼りすぎだとは思うから、せめて間違えた時にすぐ気付ければいいのに。

 

追記

やべえ私マジポンコツ杉ワロタwwwwwww