初日に戻りたい

今週のお題ゴールデンウィーク2015」

 京都に行ってきました。

 どこに観光に行ったところで大概頭の悪そうな感想しか言えないのですが、例によって印象に残ったのが「うわっ本当に『おおきに』って言ってる!」だの「噂通りコンビニとかガソリンスタンドとかの彩度が低いぞ!」だのだったので本当にだめです。あと三十三間堂で子供が摩和羅女を指し「ハゲてる!ハゲてる!」と言っていたのが面白かった。

 今回の目的は京都観光そのものではなく京都に住む友人に会うことだったので観光の感想が頭悪くても多少は許していただきたい。しかし友人との話題の過半数がなぜか陰毛トークであったり、たくさんお酒を飲もうと意気込んでいたくせに観光で疲れて速攻で入眠などこちらも頭の悪い展開しか見せていないのはご愛嬌です。

 

 友人は京都で楽しい生活を送っているようで、正直「いいな、羨ましいな、私もこんな生活したいな」と心底思ったし恐らくは友人と同じくらいに才能あるたくさんの人々と仲良くしていることを考えると寂しくもあります。しかし友人がそんな楽しい生活をしているのは彼女の才能と(きっと私のような人間が「才能のある人はいいな」としか考えずに想像もしなかったような)努力のゆえだし、苦しい生活をしてほしいのか、その苦しい生活のさなかで私たちとともにいた時期を懐かしく思い出してくれれば満足かと言えば絶対にそんな思いはしてほしくない。

 そもそも楽しい話しかしないからといって楽しいことばかりなわけじゃあるまい。私だって自分の辛い話なんかしてないし。羨ましさのあまりこんな簡単なことも分からなくなってしまったのだなあ。

 とりあえず、彼女がそれなりに楽しく充実した日々を送っている様子でよかったし、そんな中でも私のことを忘れずにいてくれて嬉しかった。願わくはこの思い出を糧にもうちょっと頑張って生きたいところです。こう書くと常に希死念慮に襲われているっぽいなと書こうとしてから、死んだ後にこのブログ見つかることを想像してぞっとした。襲われてはいないんですが。

 

 

 数年前から尊敬しつつ超かわいいなあと思っている男性がいて、その方には奥様(すごい美人)とまだ小さいお子さんがいらっしゃるのですが、先日遊園地に行った際「ああ〜あの方もこういうところに家族連れで来たりするのかな、するんだろうなあ、すごく似合う、絶対お子さんを楽しませるのうまいよな、というか本人が心の底から楽しんでそうだな」と考えて「かわいい……!!尊い……!!聖家族(?)だ!!」と思いました。狂ってる。