「これは知ってたでしょ?」

 「学校のカイダン」の唐突な恋愛路線は正直言って大興奮した側の人間ですがこういう姿勢がエンターテインメントをだめにしそう。というかそもそも見始めたのがこういう部分に期待してのよこしまな動機だからなあ……。

 

 まりんとメランは最終回のあと結局どうしたんだ問題について長文を書いていましたが恥ずかしくなって消しました。この二人は十分すぎるほど苦難をなめてるからこの後は幸せなことだけを味わってほしい、地球でもブリガドーンでもいいから一緒にいてくれと思ってたけど、もう二人が考えて出した結論なら何でもいいよっていう気分になってきている……でもやっぱり今生で添い遂げてくれ、頼む

 この辺、私は少なくともフィクションに関して絶対的な恋愛至上主義(ちょっと違うか?)なんだなと呆れる。あらゆる理由で愛し合っているけれども別れを選ぶすべての恋人たちに対して毎回毎回飽きずに「なんでだよ!!駆け落ちでもなんでもしろよ!!どうしてそこで諦めるんだ!!」と修造ばりに思っている。忘却の河を読んでは怒り乙嫁語りを読んでは怒り復活を読んでは怒り(これはそもそも結末が納得いかなさすぎて怒った)新エロイーズを読んでないけど怒った。