乙嫁語り7巻
※ ちょっと乙嫁語り最新刊のネタバレがあります
百合!裸!エロス!
な巻でした(エロスに関してはほぼサニラお祖母様のことのみを指します)。ハルタの情報を全然追ってないので、書店で手にとり帯を見て「え、姉妹妻……?姉妹で夫を共有する的な……?」と思い、裏を返して「えっ!百合じゃん!!(興奮)」と大変狼狽えました。結果的に最初の勘違いも合ってたんですが。
女体(全裸)率の高さに、さぞや森薫先生は楽しんで描いておられたことでしょうなあとしみじみしながら読みました(森薫先生の描く貧乳ってすごく新鮮でした)。あとがきを読む限りその想像は間違っていなかったようです。建物の装飾とかも喜んで描いてそうと思ったけど、森薫先生でもさすがに大変だったりするんですかね。途中で飽きたりとか。
アニスちゃんの顔はえらいシンプルだなあ、かわいいけど、これは地域性というか人種の違い(?)を表そうとした結果かなあ、かわいいけど、と思ったんですけどそこまでの理由があったわけじゃなさそうですね。そのぶんなのかはわかりませんが、いつもにも増して扉絵が繊細で美しい気がします。
個人的に一番萌えたのはアニスちゃんでもシーリーンちゃんでもなくアニスちゃんの旦那さんですね。アニスちゃんのことすごく愛してるのに積極的に表に出せなさそうなところとか、初々しく照れちゃうところとか。
あと何と言っても番外編のサニラお祖母様が色っぽい!私当初からサニラお祖母様推しだったんですが、まさかこんなのを拝むことのできる日が来るとは思いませんでした。ありがたや……。これも森薫先生楽しんで描かれたんだろうなあと思うと更に楽しく読めます。
そして「最高だった……」と思いながら最後のページを捲った後に現れる紙を「あれ、いつもこんなページあったっけ?袋綴じか?」などと茶化しながら開いたときの衝撃たるや!森薫先生、一生ついていきます