雨降りが続く夜を慰めておくれ

 気持ち悪い話を長々としたので恥ずかしくなってきた。

 しかし寒い。今朝ポケットティッシュを配るDHC(だったような気がする)のお姉さんが泣きそうな顔をしていた。本当に泣きそうだったわけじゃないと思うけど、寒いと顔が白くなって頬ばかりが赤くなるのでそういうふうに見える。

 その横を歩きながらなんとなく初詣のことを思い出していた。自分のことについてはとくに願わなかったけど、どうでもいいようなことをひとつくらい願ってもよかったな。デパート戦争体験記が読みたいから単行本に収録してほしいとか。どこの神様ならそういう願いを叶えてくれるんだろうか。

 と、考えたところで真っ先に願うべきことがあったのを思い出した。来春からの仕事、試用期間で首を切られませんようにって願うのを忘れた!

 試用期間といっても名ばかりで、大きな問題さえ起こさなければ大丈夫なのは知っているしそう言われもしたんだけど、使えなさには自信がある。とくにトラブルはなくともあまりに仕事ができなくて明日から来なくていいって言われるんじゃないかと心のどこかで思っている。まあそうなったらひと月くらいニート生活を満喫しよう。だめかな。