センチメンタル・ジャーニー


江野スミ | デザインTシャツ通販 T-SHIRTS TRINITY(Tシャツトリニティ)

 江野スミさんのトートバッグ注文しました嬉しい!!!Tシャツにしようか迷ったけど宣伝目的なら使用する頻度が高そうな方にしようと思ってバッグにしました。いいなと思っていたイラストのものがあってよかった。

 もしこのブログをちょくちょく読んで下さっている方がいらっしゃったらもういい加減江野スミさんの話題とネウロの話題飽きてらっしゃる頃だと思いますがこれからも懲りずにいちいち書くつもりなので……多分たびカワの連載が始まるときなんて相当ひどいことになると思います……すみません……。

 

超おセンチな文章を書きます。おセンチって死語か?

 私の紹介した知人Z君と付き合うことになった友人X嬢から連絡があり、改めてお礼をしたいと言われた。私は酔った勢いで最初に話をつけたくらいのことしかしていないのでお礼を言われるすじあいはなかった。相談を持ちかけられたこともあったが大して役に立っていないどころか無駄に不安を増幅したような気がする。

  私の貢献度がマイナスなのはどうでもいいとして、X嬢の文章のひどく綺麗なことに感動してしまった。付き合うことになった報告のときもそうだったけど、自分の思ったことを包み隠さずあまりにまっすぐに書くのでちょっとひるんでしまうくらいある。私だったらこんなふうには絶対書けないだろう。それができるからZ君にも真摯に向き合えたのだろうなと思う。何よりこれを書かせたのはZ君なんだなと思うと軽く嫉妬すら感じる。

  彼女らがよい関係性を築けそうなこととか、彼女が一歩踏み出すことができて彼がそれを正しく支えていることとかは本当によかったと思うしZ君ありがとうと思う(はじめ「私が紹介した女の子と付き合うことになったんだから私がZ君にした失礼千万な行為をチャラにしてくれるくらいしてもいいと思う」などと思っていたが改めて考えると借りが更に増えただけだ)けど、私はこれを消費していやしないかと考えるとちょっと怖い。感動の消費及びときめきの消費。

 私はもしこれがうまくいかなかったらやっぱり悲しかったとは思うし自分を責めはするだろうが、結局この件の主役ではない。だから何があっても本人達ほど傷つくことは多分ない。そう考えると、私はただの見物人のくせをしてリスクを冒さずお手頃に彼らの行動に干渉しうまくいかなければ知らん顔、うまくいけばいいとこ取りという立ち位置なんだよなと思う。

 あ、違う、ここまでうじうじするつもりはなかったんだ。ただこれを自分の手柄みたいに自分の思い出の一ページに加えるのはやめようと思ってただけなんだ。どちらにせよ他人の恋愛をポルノみたいに消費するならせめて自覚的でありたいと思っただけなんだ。

 あと私がZ君に対してありがとうとか感じるのは違うよなと思う。だって私はX嬢の保護者ではなくX嬢はちゃんとした一人の大人で、私が彼女に代わってなにか言ったりしたりするのは多分間違っている。何様だよ。でもありがとうって思っちゃうし、今度Z君に会ったら言っちゃうと思う。いやでも友人として感謝する分にはいいのかな。

 

 こんなところに書くのもどうかと思うけど、X嬢改めておめでとう。たとえ私によってどんなにぐっちゃぐっちゃに消費されようとも君の門出は変わらず貴い。