ひと握りのささやかな過去

 お題投稿してみようかと思って、地元じゃないけどかつて母の実家があった場所を見てみたけどさっっっっっっっぱり覚えてないな。

 

 何か気に入るとずっとそればっかりという性癖なので集中して一つの曲なりアルバムなりを聴いていた時期がある。そうするとその曲やアルバムを聴くと当時の出来事や感情が自動的に思い出されるようになるのだが、黒歴史生産工場である私にはこの自動再生機能大変つらい。

 特に小学校高学年から中学にかけての、こじらせすらしていない中二病真っ盛りの時期を思い出すのは本当に嫌です。しかしこの時期によく聴いていたポルノグラフィティ「ロマンチスト・エゴイスト」と椿屋四重奏「深紅なる肖像」、どちらもいいアルバムなんです……好きなんです……聴きたいんです……。

 喚いて床を転げ回りたいのをこらえながらひたすら聴いて現在の思い出を上書きするという禊を経てロマエゴは何とか心乱されずに聴けるまでになったが、椿屋はまだちょっときついものがある。いや、ロマエゴも完全には克服してないな。ライオンとかJazz upとか聴くと未だに「うわあああああああああ」ってなる。あとロマエゴではないけど蝙蝠も絶対に「うわあああああああ」ってなると分かっているので怖くて聴けませんうわあああああああ。