ペチングとペタンクは似ている

 急に風が冷たくなってきたというのに秋冬に着られるトップスがあまりにもなかったのでニットを買って帰ってきたはいいが、ユニクロでパンツも買おうと思ってたことを家に着いてから思い出しました。

 ブスであることの数少ない利点は、ファッションや美容に関してすべて自分の気分の問題だと割り切りやすいという点かなと思う。お金をかけたり奇麗にすればブスのくせにと笑われ、それならと適当にすればブスなのだからせめて努力をしろと非難される……という被害妄想があるので、何したってそうなるんなら好きにするわ!!どうせ結局ブスだし!!というところに帰着しやすい。でも美人は美人で、奇麗にすれば「ますます可愛いわたし」に惚れ惚れし、適当にすれば「もとがいいから手を抜いても可愛いわたし」に感心するんだろうなあ。結局同じだな。いいなあ。

 でももし来世も人間やらなきゃいけないのなら美女じゃなく超絶イケメンタラシになって「この女は知りません が まァ身にオボエは星の数ほどありすぎるのです」とか言いたい。こんなことを言っても誰にも突っ込ませないほどの美青年になりたい。というか別に来世で魔実也様級の美青年になれなくていいので今世で魔実也様に弄ばれて捨てられたい。あるいは下宿の娘の友達になって散々「悪いこと言わないからあの男はやめときなよ」って忠告するけど最終的に「わかったよ、あんたが決めたならもう口出ししない。でももし困ったら助けるからいつでも言いな」って言うポジションになりたい。私は一体何を目指してるんだ。

 

 ずっと前から買おう買おうと思ってた沙村広明の『人でなしの恋』も買えてないし山本タカトの画集買おうとしたらいっぱいありすぎてどれ買えばいいかわからないし、絶望先生の購入を本気で検討しだしたし、欲しいものが沢山あって困る。