お前の虚ろな頭を 電気蟹が這う時

 昨日すこぶる冴えてたときがあったんだけど、その前に聴いてた火の鳥(女王蜂)のお陰なのかそれとも最中に脳内再生されていた護法少女ソワカちゃん(サブタイトル省略)のお陰なのか果たして。

 

 昨夜は、いや今この瞬間もなんだろうけど、随分と星がよく見えた。月は綺麗な半月で、「半分の月がのぼる空」だなあと思ったけど読んだことはないです。そもそも本当に半月だったのかは知らない(ので調べてみたらちゃんと合ってるみたいだ。上弦の月だったらしいです)。星や月との距離感の摑めなさによる不安感が何となく昔の天体観測の記憶を思い起こさせた。この不安感は「そらを みてたら にんげんってなんてちっぽけなんだろうって おもうの*」みたいなのと同根なんだろうなと思った。

 星を見ながら、美人はきっとブスとは違う種類の人生の大変さがあるんだろうなということについて考えた。そもそも何でそんなことを考えていたかというと、朝「人恋しいときには美少女や美女じゃなくてよかったと思う、なぜならもし絶世の美女だったりしたらそういうとききっと片っ端から男と寝たりして今頃病気(南京の基督とか二十九号の寝台とかそういったタイプのやつ)のひとつやふたつ貰ってるに違いないからだぜ!」と思ったからです。なんか小学生の作文みたいな文体だな……今にはじまったことじゃないけど……。