電車の中

 先日、電車に乗っていた折、私立小学校の制服を着た男の子達二人が手遊びをしているのを見る。

 明らかに見覚えと言うか聞き覚えのある、しかし同時に違和感のあるリズムだったのでしばらく観察していた。どうもグリンピース(と我々の時代は呼んでいた。参考:ドンパッパ - Wikipedia)のバリエーションらしい。

 その後もしばらく見ていたら、どうやらグリンピースをベースにして違うバージョンを自分たちで色々と編み出しているようで、その場で新しいものをいくつか作っていた。しかし語呂の悪さによって立て続けに廃案が出た挙げ句、新しいのを作るのに飽きたのか、最終的に既存のグリンピースと戦争(参考:軍艦じゃんけん - Wikipedia)に帰着していた。

 

 別の時、電車の中ですごく綺麗な女の人を見た。

 尾野真千子をもう少し涼しげにした感じの、清潔感のある女の人だった。あまりに綺麗だったのでその人が赤ちゃんを抱いていたことに気付かなかったくらいだ。 西日に照らされた電車の中で抱いている赤ん坊に微笑みかける綺麗な女性、という構図はひどく美しかったが、その傍に座った生気のない目をした就活生との対比が凄かった。

図書館

 「本を読む」以外の目的で図書館に行って、途中で作業に飽きて何となくぶらぶらしていたら、以前立ち読みしてちょっといいなと思っていた本を見つけた。作業の合間にちょこちょこ読み進めたらやはり面白かったです。

文房具を買いに

文房具を買いに

 

  その後図書館の周りをふらふらしていたら後輩に会った。日も落ちてだいぶ暗かったし、不案内な場所だったので「ぶらぶら」ではなく明らかに「ふらふら」でした。私だったらそういう状況の不審な知り合いに絶対声を掛けないだろうなあと思ったので、その人のことは密かに尊敬しています。全く押し付けがましくは無いが、私のようなかなりのコミュ障に対しても普通に話しかけたりしてくれるある種の押しの強さのようなものがある。

 ところで、上に貼付けた本の近くでふりかけの本だの精進料理の本だのを見つけたんだけど、一体どういう分類法なのか。 

痛い話(本当に肉体的な痛みの話です)

 久々にL字型剃刀を使った。

 以前誤って指を切ってから怖くて中々使えなかったのです。そんなに痛くはなかったのだけど、切れる感触とか、一瞬何が起こったか分からない感じとかを思い起こすと「…やめとくか」という気持ちになる。

 これがある前はむしろ積極的に使っていたのに。敢えてT字じゃなくL字を使う私かっこいいと思ってた。女性の顔剃り用剃刀ってむしろL字の方が多いですけどね。阿呆だったんですね。 

 とにかく、そろそろトラウマを克服しなければならない気がして(私の行く店ではL字の方が安かったし)使ってみた。当然だけど何ともなかった。でも蓋の開け閉めに伴う恐怖感と慎重さが尋常じゃない。