『レオン』より『グロリア』派です

 

乙嫁語り 6巻 (ビームコミックス)

乙嫁語り 6巻 (ビームコミックス)

 

乙嫁語り6巻買いました!うっひょう

 

  いやあ、おねショタって本当にいいもんですね。

いやこの巻の感想としてはこれはおかしいんですけど…でもいいですよおねショタ。まあおねショタに限らず年の差カップルは大体好きです。

 

 以下感想。ネタバレという程のネタバレは無いとは思いますが、未読の方はご注意下さいませ。(と注意書きが必要な程このブログの閲覧者はいないし、その数少ない閲覧者の中で一体どれほどの方が乙嫁語りを読んでいらっしゃるというのだろうか?)

 戦闘描写について

 概ねAmazonのレビューにあるような感想を抱きました。

 中々迫力もあって画的には素晴しい!この方こういうのもいけるんだ!と思う一方、リアリティだとかいう点では違和感が無くもないです。

 ただ、Amazonのレビューにあるように、この作品は「そういう漫画ではない」です。だから文句言うなということでは無くて、確かにそうだけどまあそれは置いといてちょっと見て下さいこの刺繍!じゃらじゃら!馬!山羊!おねショタ!と私は言いたい。

カルルクさん 

 もともと年の割にしっかりした非常に良い旦那さんでしたが、更に心身ともに成長する様子が描写されています。 その一方でまだまだ幼い様子も。

 アミルのカルルクに対する意識は、完全に子供に対するそれであった初期から比べるとだいぶ変化しています(非常に素直かつ無意識な惚気にはパリヤと同じく「あー な 仲いいんですねぇ」としか言えません)。ですけれども過保護加減に変わりはありません。

 確かにさあ過保護だけどいいじゃん!それだけカルルクのこと好きなんだよ!受け止めてやれよ贅沢なんだよ羨ましい!と言いたくなる所ですがあっさりラブラブな感じで解決。

 年齢差があるからではあるのでしょうが、アミルの過保護さをあんまり嬉しく思っていないとは言え、それが「重い」「鬱陶しい」「疎ましい」じゃなくて「子供扱いされているようで男として嫌」な辺りいい人だよなあと思います。

 

 ぱっと見は甥や姪達とそう変わらない年頃に見える(それこそカツオ・ワカメとタラくらいの感じ)ので、明らかに彼らと違う立ち居振る舞いをしてることに対して違和感があります。設定上は何らおかしくないので違和感と言うとちょっと違いますかね。とにかくそういう感じなので実際以上に大人びてしっかりしているように見える気がします。義兄にちゃんと敬語で話すし(当たり前なんだけど)義兄も完全に一人前の大人として接してるし(当たり前なんだけど)。ここら辺は別にこの巻に限った話じゃないですね。

 サービスシーン

 女性のサービスシーンの多い漫画(漫画家?)でしたがこの巻は男性のサービスシーンが多かったです。お兄ちゃんムキムキです。

 森さんはそれなりに女体に一家言ある方だと思いますので、また女体が見たいです(最低)。

おまえのようなババアがいるか 

 ばあちゃんかっこよすぎ。ババアかっこいいアピールはちょくちょくありますがとてもいいと思います。もっとやって欲しいです(小並感)。

アゼルについて

 この巻のメインはやっぱりアゼルでしょうけど、何と語ればいいかわかりません。

 とりあえず死ななくてよかったな〜妹や妹婿を助ける気になってくれて(実際助かったし)よかったな〜と思うのですが今後どうするんでしょう。父親が死んだとは言え穏当に行くのでしょうか。一番の癌は父親だったみたいですがおっさん連中(というかアゼル・バイマト・ジョルク以外)大体だめみたいな感じだし。

アミルかわいい

 やっぱりアミルかわいいです。と同時に今回は格好良さ・強さも描写されててよかった。三十一話の表紙でのアミルのアップ美しいです。

 二十八話超可愛い…アミルだけじゃなくてカルルクも可愛い…お互いをお互いに大事にしてる感じがとってもいいですよね。確かにアミルは過保護ですけどカルルクを子供のように想う時期は脱してて、みたいなことはさっき書きましたけど、ちゃんと夫として尊重してる感じがいい。あと、1巻でのおねショタ的ハイライトが「それだけですか?」なら今回は「……今だけですよ」だと思います。ここは次のコマのカルルクの表情も素晴しいです。

 この巻で一番苦しんで大変だったのはアゼルだったろうとは思いますが、アミルもアミルで辛いですよね。タラスさんの件の顛末なんかを見る限り女性が父親に背くというのは相当大変だし、何よりお父さんはあれだし。カルルクのことを愛してるからこそここまでできるんだよな〜もう末永く幸せになってくれ〜

 覚悟を決めたアミルが格好良いです。でもしょんぼりしてるアミルちゃんもかわいい!しょんぼりしてるパリヤさんもかわいい!