私と酒飲むとこんな話を延々とするぜ

タイトルはハセキョーを嫁に持つという大変羨ましい境遇の男性である新藤晴一さんリスペクトです。でも元ネタとは内容的に全然関係ない。(奥さんが長谷川京子か…いいな…長谷川京子「おかえりなさい☆お風呂にする?ごはんにする?それとも…ウフフ☆」とかやったりしたのかなちくしょう!!うらやましい!!)

 

できることが本当に何も無くて、頑張ってやっと人並みにできるのが勉強だけだったので、頑張って今の大学に入りました。

しかし、当然ながら私が頑張ってやっと入った大学には、そこそこの努力をして入った人、あるいは全然努力しなくても入れた人なんかがいっぱいいらっしゃるわけです。で、私の唯一の拠り所はあっという間に形骸化し、他には何も持っていない私は文字通りのクズに!!というわけです。

しかも別に大学名だけでプライドを保てるほどのすごいところではないんですよね。

高校受験を大方の予想通り失敗して通っていた、当時の私の偏差値よりは少し下の滑り止めの高校で私は一番になれました。楽にとは言いませんが、死ぬほどの努力もしませんでした。幸運にも周りはいい子ばっかりだったし、私を頭のいい人として扱ってくれるし、楽しくて調子に乗っていました。

正直、もう少しレベルの低い大学に行っていたらこんなに苦しい思いをしなくて済んだのかもと思います。高校時代みたいに調子に乗ったままで暢気に過ごせたかもなぁ、と。

とは言え全ての問題は私の卑しい劣等感に起因するのであって、それさえなければ傍から見ればこんなに幸せなことはないんです。自分より優れた人々に囲まれて何を辛いと言うんだ、お前は今まで周りの人間の中に自分より劣った(と自分が決めつけた)者を見つけることで安心してたんだろう、今はそれができないから、自分が劣った人間だと認めざるを得ないから嫌なんだろう、と言われれば全く以てその通りです。甘えているのは分かっています。

何でもいいから勝てるものが欲しい。でも本当に何も無いんです。これだけは誰にも負けないほど得意、だとか好き、だとか言えるものが本当に何一つ無い。

でまあ実はこれから先の友人の話に繋がるのですよ。彼女は、そういう「人に勝てるもの」をすごくいっぱい持ってるんです(これはあくまで私から見た話であって、彼女は自身の特技や趣味を人に勝つ為の道具だなどと不純な目では見ていません)。彼女自身が満足しているかどうかは別にして…というか、満足していません。そう言われると、私としては、何が不満なんだよそんなにいっぱい持ってるくせして!!と八つ当たり以外の何物でもない怒りが沸き上がってきてしまう。何も持ってない私が悪い。何も持ってないし持とうという努力もしていないくせに明らかに人間としての格が数段違う人に筋違いの妬み嫉みの感情を抱く私が全面的に悪い。でも、じゃあ、そんなに嫌ならそれくれよ私に!って思っちゃうんですよねごめんなさい○○!君は本当は私みたいなクズに関わっていい人じゃないのに。関わりを持ってしまった上に、わざとじゃないとは言えその関わりが結構深くなってしまってるし。ごめん。

本当に、できることならこんなふうになりたかった、と思うような素晴らしい人なんです。周りの人は皆さん素晴らしい方ばっかりですけど、正直に申し上げるとこの人は本当に別格です。お母様に少しだけお会いしたことあるんですが、どうすればこんなに立派なお嬢様に育つのですかどうやってお育てになったのですかとお聞きしたいくらいでした。聞きませんけど。まあ、親が良かろうと育て方が良かろうとクズに育つ場合があると私の存在が語っている訳で。

不幸な訳じゃないし、それなりに楽しい毎日を送っていますけど、自分がクズ過ぎるのが嫌過ぎて消えたい。